何か吐いてみる//
乙式、主に暇人干身がだらだらと萌えに任せて吐き出す場所です。創作戦国について主に吐き出しています。同人、腐要素、注意報常時発令中です。
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2008/07/23 (Wed) 怪魚は踊る水の中



 何だか無性に孝蔵主が書きたくなったので…追記に、孝蔵主→ねね
孝蔵主、三成ら辺よりちょっと年上で小西よりやや下位?なイメージだったんですけど、同じ歳の方が良いかなぁとか思えてきたんで、1560年生まれなイメージで書いてます。百合色は強くないです。




 貴女が私を「こほ」と呼ぶのなら、私はこほなのでしょう。
 貴女が私を「孝蔵主」と呼ぶのなら、きっと私は孝蔵主。

「こほちゃん、今日はね、ちょっと和歌のお勉強したいから付き合って!」
「はい、奥方様」
 貴女が、私に似あうと見繕って下さった縹色の衣を身に纏い、慌てて和歌の知識を引っ張りだす私は「こほ」 幼く何も知らない、ひたすらに美しいものだけに触れていれば良かった少女。ああけれど、いつまでも人は少女ではいられない。いる、つもりもない。私は美しいものだけでは満たされない。
 醜きものはあちらからやってくる。美しきものだけでは満たされない私の腸は、貪欲なまでにそれすら飲み込もうと口をひらくだろう。醜きもの、呑みこめば呑みこむほど身の内から穢れが触手を伸ばしてゆくこと分かっているわ、知っているわ。それでも再び縹を纏おうとは思わない。
「孝蔵主、島津さんからの人質の人にあてがう屋敷。準備は出来てる?」
「は、京にてしかと、準備を進ませております。こちら、殿下より届きし戦況の書状に御座いますが」
「うん、人質の数も状況も、予想通りだね。今のまま進めておいて」
「畏まりました、政所様」
 纏うは、白い法衣私は「孝蔵主」
子供ではない少女ではない美しきものにだけ触れてはいられない。身の内に呑みこんだ醜さを糧とし、今立つこの世を生くる者。貴女が私を「孝蔵主」と呼ぶのなら、私は如何様にも醜き怪魚となりましょう。満ちる水無くば命を繋ぐことさえ出来ない怪魚、水は貴女様、怪魚は水がために醜悪にも泳ぐもの。
 私を、「孝蔵主」とお呼び下さい。私を、貴女の御意志で如何様にも泳がせ下さい。それだけで、怪魚は幸せなのですから。



 ああ、ただ、一つ、一つだけ望みが御座います。
 願わくば、願わくば願わくば貴女の水たる腕が、私を飼い続けて下さいますように。
 怪魚の、ただ一つの望みにて。








水魚の交わりな主従は、家康正信なイメージが強いんですけど、私的にねねと孝蔵主の主従も水魚の交わりなイメージが。ねねが死んで割とすぐに、孝蔵主も死んでるし…。孝蔵主がねねの元を離れる時を妄想すると、色々滾ります← 魚は魚でも、歴史群像シリーズで「怪女」呼ばわりされてた衝撃が強すぎて、孝蔵主、怪魚です(…)  あと、島津からの人質云々というのは、秀吉がねねにあてて、九州遠征の戦況やらねねの元に送る人質一覧を手紙にして送ってたことから、ちょいと。

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