何か吐いてみる//
乙式、主に暇人干身がだらだらと萌えに任せて吐き出す場所です。創作戦国について主に吐き出しています。同人、腐要素、注意報常時発令中です。
--/--/-- (--) スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |


2008/08/07 (Thu) 妻二人



 ふと、ちょっと若又兵衛の話って書けたりするのかなぁと、フィーリングでしか覚えてなかった(…) 又兵衛の経歴?的なものをざっと検索かけて見てみたら、1560年生まれの、三木城落城後に官兵衛の所に来たってことはあれか、又兵衛20歳の長政12歳ってことなのかと。美味しいじゃないかと←← ちょっと、ぐらっときちゃったんだぜ…ただここで脳内に展開した妄想が又長でも又←長でもなくて、長→又だったあたり、どこまでマイナーを突っ走れば良いんだろう……うん十年越しの片思いが、段々病んだ方向に向かえば良いじゃない(お前) 取り敢えず、左右はどうあれ、又兵衛と長政の組み合わせも結構いけることに気付いた午後でした。

 で、えーと、妄想話は置いておきまして。どうやら、私がマンゴにはすはすしていた昨日、日本史サスペンス劇場なるものがやっていたようですね。帰ってきた時間が時間だったので、観れなかったんですが、ざっとした内容を読むに、観れなくて逆に良かったです…。ねねと茶々を仲が悪い!てする史料は大抵胡散臭いのに、どうしてこう取り上げられるんだろうなー…。むしろ、仲良かったんじゃない?て思わせることの方が、一次史料に載ってるのに。今更、あの矛盾まみれな黒百合の話は無いわー。あと、秀頼が秀吉の子供じゃない証拠って、全然それ証拠になってないよ…。茶々も名護屋にいたんだけどなー。
 ということで、追記に書いてみました、ねね+茶々でSSS 



「茶々ちゃん」
 桜、桜、桜、淡い、桜。
「はい」
 気が狂ってしまいそうな吹雪の中で、この人はただ無垢に笑う。妾の、名前を呼ぶ。
「桜だね」
「……はい」
「やっぱり今が見頃だねー。龍ちゃんも来れれば良かったのにー」
 淡い世界に良く映える赤みがかった二つ結いの髪を翻し、赤い内掛けの裾を翻し振り返るあの人のなんと、柔らかなことだろう。最初から、そうだった。初めて妾の前に現れたその時にはもう、あの人は、あの人だった。無垢で、柔らかな人。
「龍さんは、西の丸に移ったばかりで御座いましょう」
「あはー、それもそか。龍ちゃん、名護屋でも色々頑張ってたみたいだもんね!あたし達もこれからが勝負なんだから、頑張らなくっちゃ」
 小さな拳を胸の前で構える姿に、口もとを袖で隠した。きっと、吐息を零してしまうから笑みに良く似た吐息を多分きっと。妾の胸までしか無い上背のあの人が、まるで幼い少女のようでつい零してしまう吐息。けれど、妾は知っている。
 吹雪く桜、淡い目眩。
「拾ちゃんのこともね」
 時折幼い少女にすら見えてしまうあの人が、決して手弱い女子などではないことを。
「全部は、これから。茶々ちゃん」
「ねね様」
「んー?」
 吹雪の纏わりつく足を一、二、三歩、前へと歩ませよ。手が届く場所まで。
緩やかな陽射しを受ける妾の手は、この人の手と比べどうであろう。手弱いか頼りないか我が子一人抱くことすらできぬ、か細さか。淡い世界の撒き散らす狂気にいっそ呑まれてしまいたくなる。どれほど、さすれば楽になれようか。
「妾の手は、手弱くありますか」
 常世の春となるだろう。永劫の終わらぬ春に抱かれよう、一人、ただ一人きり。それは、幸せなのであろうか。分からない。
 伸ばした妾の手を指先から辿る柔らかな熱は、ねね様の少女のように小さな手が残すもの。妾の指先を辿り手のひらへ触れこの方の手は、妾の手を握った。
「茶々ちゃんの手はね、豆だらけで傷だらけの手。あたし、茶々ちゃんの手、大好き」
 まるで、少女のようであるのに。
 この方の手は、深い皺を抱いた老女のような深さを妾へ教える。


 拾は、春を越え、夏へ行き、秋を行き、冬すら歩む。
 妾だけ、春に呑まれ続けるわけにはいかない例えそれが、どれほど心安らかな道だとしても。


 豆だらけで、傷だらけの手。


 あなたが妾の手を、何かを、守れる手だと言ってくれるのならば。











茶々とねねの関係は未だ考え中なので、これは試験作ということで、一つ。



 

スポンサーサイト

SSS | trackback(0) | comment(0) |


<<兄上の本 | TOP | まさに雑記>>

comment











管理人のみ閲覧OK


trackback

trackback_url
http://nanhaki.blog71.fc2.com/tb.php/121-2cef2cae

| TOP |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。