何か吐いてみる//
乙式、主に暇人干身がだらだらと萌えに任せて吐き出す場所です。創作戦国について主に吐き出しています。同人、腐要素、注意報常時発令中です。
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2008/08/15 (Fri) すれ違い兄弟



 何か、唐突に書きたくなったんで、追記に治長+治純でSSS崩れをば。



 兄は私ではない。当り前の事実。


 我がことのように嬉しかった。
「兄上!」
 だからこうして姿を探し出し駆け寄ったというのに、いつもと変わらず、背中まである髪を括ることなく垂らした兄は喜びとは言い難い顔をしていて。理解出来なかった。
「聞きましたよ!殿下の馬廻りに昇進したとか!おめでとう御座います!」
「ああ、そうだな」
「しかも三千石なんて!少しばかり、殿下に目をかけられすぎではありませんか?羨ましい限りです」
 嬉しかった。兄が殿下に目をかけて頂いていること、こうして三千石の馬廻りとなったこと、馬廻りと言えば陣に於いて殿下の周囲に常にある重要な役目。それに兄が選ばれたなんて。嬉しい。兄は笑わない、微か眉を下げ口をつり上げるだけの笑みを笑顔とは呼ばない。兄は、笑っていない。こんなにも目出度くて嬉しいことなのに。

 どうしてだろう。

「弥四郎。その話はもう良いだろう」

 どうして。

「お前は近頃どうだ?そろそろ、悪い遊びも覚えてきた頃か」

 どうして兄は、私と同じように喜んでくれない。

「そんな、……大したことは、起こってない、ですが」
「そうか。そろそろ女遊びでも弟が覚えたんじゃないかと、俺は冷や冷やだぞ?」
 わざとらしい笑みしか見せてくれない。私はこんなに、あなたが昇進したことを嬉しく思っているというのに。
「まぁ、女遊びは俺も好きだがな。覚えたとしても、余り入れこみすぎないようにしろよ。お前は、俺の大切な弟なんだ」
「はぁ……頭に、入れておきます」
「それで良い」
 最後に一度、軽く私の頭を叩いて立ち去って行く兄の後姿はやっぱり、喜びが欠片もありはしなかった。分からない、分からない分からない。兄は、私と違うのだろうかいいや、そんなことは無い筈。だって、私の唯一同じ母から生まれた大切な大切な兄なのだから。違う、筈がない、私と兄は同じに決まってる。
 それ以外に、何がある。


 何も無い。
 そうでしょう、兄上。


 兄は私ではない。当り前の事実。
「………愚かな兄だ」
 気づいた時には、もう遅い。










 若い頃の治長は、豊内記な感じにしたくて、無駄に髪を垂らして、無駄に女好きの酒癖悪しの、わがままだったりしま、す。以下、ちょいと蛇足。

 治長と治純は、重要な所ですれ違ってる兄弟なイメージです。
脳内設定だと、治純は小谷落城後、細川幽斎に仕えた父親に連れていかれているので、北ノ庄落城で柴田さんが自害しようが、市が自害しようが、さしたる感慨も抱いてません。逆に、治長は大蔵さんに連れられていったんで、柴田さん自害とか市自害とかその他の人諸々の自害やら戦死やらに思う所ありまくりな感じで、はい← 秀吉に対しても、複雑な気持ち抱いてると萌えます(… 忠に似た感情が芽生えつつありはするけど、他の感情が邪魔をする、みたいなええはい、物凄い妄想ですね!でも、治長は多少なりとも、秀吉に忠義があったりすると良いなと。ぶっちゃけ、忠義と憎しみと劣等感と羨望と畏れとか他色々がごっちゃごっちゃで良いんじゃないかと!←


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