何か吐いてみる//
乙式、主に暇人干身がだらだらと萌えに任せて吐き出す場所です。創作戦国について主に吐き出しています。同人、腐要素、注意報常時発令中です。
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2008/08/20 (Wed) 加害者被害者



 相変わらず、苦手な合戦シーンに四苦八苦しすぎて挫けそうなので(… 気分転換に、治徳+大助でSSSを追記に。この二人のちゃんとした話を、早いとこ書きたいです。



「あんな、あんな」
「何だ」
「そない難しい顔しとると禿げるって、おとんの周りちょろちょろしとる奴らが言うてたで?」
 やめろ、人の顔を覗き込んでくるな。そもそも、禿げるとは何だ禿げるとは。私だって好きでこんなにも難しい、眉間に皺を刻んだ表情をしているわけではないのだ。瞼をとじる。皺が深くなる。
 組んだ腕の上で指をとんとんとんとんと。
「誰のせいだと思っている」
「あ!腹減ったんやろ!」
「違う!貴殿のせいだ、大助殿!貴殿が考え無しに行動をするから、私が尻拭いをせねばならなくなるのだろうが!」
「えー、知らん」
「知らんではない!」
 折角の出仕しない日だというのに、朝からやれ遊びに行くだ、やれ遊びだやれ遊ばへんや、やれ遊ぶんや!やらあああああ、遊ぶしかしてないではないか!
 開眼した目に真正面に立つ大助殿を映し、腕を叩いていた指を突き付ける。良いか、と。
「まず第一に、竹田殿の眼鏡を奪って逃走したこと!」
「追い駆けっこ、おもろかったやろ?」
「第二!竹田殿の助けに入った甲斐守殿が追い駆けっこに参戦したと勘違いし、追い回したこと!」
「せやかて、逃げるんやもん速水のおっちゃん。そら勘違いもするで?」
「第三!その追い駆けっこに、どうして清海の翁殿まで参加していたのか!しかもいつの間に!」
「遊びたかったんと違う?」
「第四!」
「えー、まだあるん?」
「第五、第六、第七、第八、第九、第十!纏めて言わせてもらうぞ!」
 鼓膜が薄ら捉える、地面の振動。時間が無いのだ。
 やってくる振動近づく振動徐々に徐々にしかし、明確に。ここへと。

 肺を、鋭い呼気が満たした。

「内蔵助殿の股間を鷲掴みにするのは禁じ手にも程がある!豊前守殿を略して森永と呼ぶな!何かがいけない予感がする!宮内少輔殿の古傷に親指をねじ込むような真似は止めろ!立ち直られるのにどれだけ時間がかかると思っている!又兵衛殿を指さして、あれが死んだ目?などとは言うな!長門守殿の乳を揉もうとするな!長門守殿はまごうこと無き男だ!掃部頭殿の髭ともみ上げを剥がそうとするな!あれは本物だ!」
 言った。言い切ったぞ私は。
肩で呼吸するほど必死に捲し立てた私を前にして、さしもの大助殿も反省をすることだろう。近づく振動例え今は、その焦点がこちらに合っていなかったとしても。私のさらに向こうを、見ていたとしても。
 喜々とし輝くその笑顔に湧き出る不安を、押し殺した。
「弥三郎!」
「反省したかっ」
 思いっきり、手首を掴まれる思いっきり、首を横に振られる。
「今度は、あっちが鬼みたいやわ!」
「人の……話を聞いていろぉおお!」
「知らん知らん、捕まったら大変やでー!」
 小さなこいつに引きずられる形で走り出さざるを得なくなった私の背中にかかる、怒声怨嗟主にこれは内蔵助殿の怒声に怨嗟。
 致し方ない、か。
「逃げ切れたら、後で正座一刻だ分かったな!」
「あはは!なら、負けられへんでー!」
 手首を離し駆けて行く背中と追う俺と、更に追いかけてくる怒声に怨嗟と。
「勝ち負け関係無くだ!」
「負けた方は正座一刻と、勝った方の言うこと聞くっちゅーのどうや?」
「だから勝ち負け関係な…人の話を聞け!!」
「あ!清海の爺ちゃんや!」


 禿げるとしたら間違い無い。
 貴殿のせいだ!








 清海のお爺ちゃんは、気づいたらあれいるよいつの間に?な人で良いんじゃないでしょうか←


 
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