何か吐いてみる//
乙式、主に暇人干身がだらだらと萌えに任せて吐き出す場所です。創作戦国について主に吐き出しています。同人、腐要素、注意報常時発令中です。
--/--/-- (--) スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |


2008/09/11 (Thu) 残骸



 行き成りですが、九月十五日に、何も出来そうにありません!(血涙) 大坂の役の時みたいに、何かやりたかったんですが、そういえばずっとバイトじゃん、と…もっと前もって準備しておけば良かった…遅い、遅すぎる…。例の如く、申し訳程度にSSSを投下してるかもしれませんが!クイさんと桐生にちょっと期待してみるけど!

 そんでもって、追記に、カプっぽくして失敗した又治の残骸SSS崩れをば。事後っぽい感じなので、苦手な方はお気を付け下さい。ちなみに尻切れトンボです!


 



 何の痕跡も、鬱血さえ残っていない肌をぼんやり眺めていた。
格子窓から流れこんでくる白み始めた空に浮き彫りにされた、ひどく白々しい皮膚だ。まるで何も無かったかのように見せかけるそれに、けれど失望も怒りも脇出ではしない。俺も同じだ、あいつへ何の傷痕も鬱血も残してはいない。残す筈も無い恐らくきっと、あいつも俺とまったく同じ理由だろう。
 薄い萎びた布団がかろうじて敷いてあるだけの硬い板の間へ手をついたぐっと力を込めれば、白む明かりの下、腕に首に絡みつく髪の毛諸共上体が起きあがる。手近なところへ脱ぎ捨てていた小袖を一枚と眼鏡を纏めて掴んだら、起きあがらなければ鈍い痛みを絶えず訴える体を引きずって。
「後藤」
 名を呼んだ。閑散とした、未だ陽射しの恩恵を受けきっていない薄青の部屋に空しく消えようとも、怪訝は無い。当り前だ、いつものことなのだから。小袖に袖を通し腰ひもを結びながら、眼鏡をかけながら、歩き慣れた家屋を素足がひたり行く。ゆらゆらと解いたままの髪先を揺らし立つとざされた戸は、縁側へ繋がる戸。片手をかけた何の傷痕も鬱血も残ってはいない手、残す筈もない簡単なこと。
「後藤、俺はそろそろ戻るぞ」
 眩しさに、眼窩が痛んだけれど。躊躇いなくいつもの通りにひらいた戸の向こう確かに、乱れた乱れた長髪を、俺よりもなすがままにした背中があることを知る。
「あ、そ」
「暇があったらまた様子を見にくる。ではな」
 簡素に過ぎると、誰かがみたら思うかもしれないやりとりがあることを、知っている。
背中を向けた。後藤は始めから背中を向けていた。いつも通り、家臣を一夜も待たせてしまった近くの村へ戻ろうかいつも通り、何ら、感傷にも情にも耽ることなく。



 暗黙の了解。
 互いが、互いの至上には成れやしない。
 俺の至上は後藤ではなく後藤の至上は俺ではなく、そんな、当たり前のこと。



 所有の証など、残す筈もない。残したくも無いのだから。











 何か、こんなイメージ。この二人って(…) どうあがいても、カプっぽくならない罠←


スポンサーサイト

SSS | trackback(0) | comment(0) |


<<諸々 | TOP | 妄想で乗り切ろう>>

comment











管理人のみ閲覧OK


trackback

trackback_url
http://nanhaki.blog71.fc2.com/tb.php/151-fe95b2ef

| TOP |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。