何か吐いてみる//
乙式、主に暇人干身がだらだらと萌えに任せて吐き出す場所です。創作戦国について主に吐き出しています。同人、腐要素、注意報常時発令中です。
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2009/02/01 (Sun) 現し世十題


 戦国期真っ只中な近江の人たちをSSS崩れで書いてみよう計画。

 [現し世十題]

 「いつか死ぬ日を想う微笑み」(京極高清+京極高吉)
 配布元:rewrite



 








 
 僕は愛されている。
 唯一無二の真実さえあれば良い。正しさなんていらない。


 頭が、白く霞んでいく。
「吉童子」
 四肢がぼやけていく。
「私の吉童子」
 生白い指先が喉へ食い込んでいけばいくほど、僕の世界は白く食まれていく。緩慢に音を受け止めることしかできない耳へ囁かれる声はとてもとても優しくて、僕は残り少ない呼気を吐きだし笑うんだ。僕はこの人に愛されている確かに今、僕はこの人に全てを支配されているこのまま、このままこのまま白い霞に呑みこまれてしまえば、僕の全てはこの人掌中で掻き消える。
 僕に跨るこの人に全てを支配され尽くした果てにはもう、掻き消える道しか残されてはいない。床へ放られた手も足も、本当は動かすことができたけれど、僕はそれをしなかったそんなことしてしまったらを考えたら、喉の奥が震えたんだ。手も足も、動かさない白い霞をただ見つめ続ける。
 手を足を動かしてしまったら、きっとこの人は、僕を愛してはくれなくなる。
「愛しているよ、吉童子」
 僕は、愛されている。



 父を殺めた男に。



 頭が、空気が足りないと叫ぶから、僕は掠れた咳を繰り返しながら壁へ肩をもたれさせる。眩めく目に膝が砕けそうになるのを堪えて、喉へ指先を這わせてみせる。きっと、赤くなっている僕の首は、明日には青黒くになっているかもしれない。それを想うだけで、どうしてこうも笑みがこみ上げるのだろう。早く、早く青黒く色を変えてみせてよ、僕にそれを見せてよ僕が確かに愛されていた証を見せてよ。
 浅ましく空気を貪るために俯かせていた顔をあげた時、僕は笑えていただろうか。廊下、真っ直ぐ、正面、五尺ほど遠くへ立っている彼へ、ちゃんと、僕は。喉の赤い痕を誇るように。
 きつく口元をしめた彼は、気難しく眉をひそめ歩いてくる。背丈の同じな僕らの顔はどこか似通っていて、初めて僕らを見る人は区別がどうやら付かないらしい。おかしいな、はっきりとした違いが僕らにはあるのに、顔立ちの違いでもなければ髪でも服装でもないそんな瑣末な違いでは、ない。首の痕、明確な、僕らの違い。
 真正面に立った彼の鼻へ、露骨に皺が寄せられる。
「気味が悪い。お前も、お父様も」
 吐き捨て通り過ぎていく背中を、僕は見送らなかった。
喉へ這わせた指先に力を込める。僕は、愛されている誰にも否定はできないだろう彼にだって、できやしない。それが、揺るぎ無い真実だ。
 壁へ背中を預けた喉元をなぞった、その真実さえあれば、僕は良い。白い霞に全て呑まれる日はきっと、とても幸せな幸せな幸せな。
「ははっ」
 幸せな。











 あれ、微笑んでねぇ(…)
私は京極さん家をどんな方向に持っていきたいんだろうか…高吉が救われるのは、マリアさんと結婚した後妄想で。高広と高吉の泥沼殺し合い合戦には、いっそ戦慄します。お前らどんだけお互いを蹴落としたいんだよと。背後で茶々を入れてる浅井と六角にも、大分原因がある気はますけれども!←
 高広父・高清と、高吉父・材宗も何か泥沼合戦な気がしますが。これも、背後で茶々入れてた六角に原因があry 近江での六角は自重しねぇぜ!← 定頼のお父さんの特技は何てったって、幕府へ喧嘩売ることと、寺領の押領と甲賀の忍使ったゲリラ戦なんだぜ!←← すごく、ファンキーなご老人です…。

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