何か吐いてみる//
乙式、主に暇人干身がだらだらと萌えに任せて吐き出す場所です。創作戦国について主に吐き出しています。同人、腐要素、注意報常時発令中です。
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2009/03/11 (Wed) 現し世十題



 久々に、戦国期真っ直中な近江の人たちをSSS崩れで書いてみよう計画。

[現し世十題]
君が泣いていると知っていたのに(浅井明政+浅井久政)
配布元:rewrite








 己を善人であるなどとは、思ったことも無い。
しかし、悪人であるとも思っていない。それなりに良心というものは私にも存在しているし、心を痛めることだってあるまぁこんなことを鶴千代の前で言ったら、露骨に顔をしかめられるだろうが。しかし、今、私が悪人か否を問うとしたら紛れも無い悪人であると、答える他無いかもしれない。
「自信を持って下さいませ。浅井家の当主となられるのは、貴方様の他ないのですから」
 胸に今、しがみついている少年の肩を抱き出来うる限り優しく柔らかく、口にする。新三郎と、私の胸に縋ってきた少年が何を厭っているのか知っている知った上で、穏やかに諭すのだ。
「浅井惣領家の血をお引きになっている新九郎様こそ、私などよりも当主に相応しいのです。なによりも、これは蔵屋様とお庵様のお決めになられたこと」
「でも、私などより……新三郎の方が、ずっと」
「新九郎様」
 知っていた。知っている。
浅井惣領家を継がねばならないことを厭っているのだ。厭い、憂い、こうして私に縋っている。簡単な話だいや簡単には行かないだろうが、私が家督を継ぐことを求めれば良い。家中が些かごたつことになろうとも、新九郎様が後押しをすれば浅井惣領家の家督は私の手中に入る。新九郎様は、この憂いから解放される。
 なれど。
 冗談じゃない。
「継ぐべきは、貴方様なのです」
 誰がするものか。
抱く肩、微か小刻みに震えていたとしても。貴方を苦しみの渦中に叩き落とす。貴方に傅くのが私の望み。貴方が泣いていること、知っていながら。
 うん、私は悪人だ。













 明政から好青年要素がどんどん消えていく(…)
もうちょっと、好青年な感じに修正していきたいと思いま、す←



 
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