何か吐いてみる//
乙式、主に暇人干身がだらだらと萌えに任せて吐き出す場所です。創作戦国について主に吐き出しています。同人、腐要素、注意報常時発令中です。
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2009/03/26 (Thu) 泣く人



 小さい頃は饗庭さん、泣き虫とかでも良いかなぁと、ちょっと妄想してました。ということで、追記に長政+饗庭局でSSS崩れをば。長政の性格やら何やらは(仮)状態です← ついでに、物凄く短いです。妄想を一部切り抜いてきただけみたいな(…)








 母さんに叱られた、お気に入りの髪飾りを失くした、転んだ、そんな他愛もないことで泣いてばかりだった私にあの人はいつも優しかった。迷惑そうな顔も面倒そうな顔も困ったような顔すらせずに、泣き喚く私を見つける度にどうしたんだ、鷺と。
「今度は誰に泣かされたんだ」
 それを私は知っていたから、ああそうだね我ながらとても小賢しいと思うよ。いつの間にかやら、あの人にわざと見つかる場所で泣くようになっていた。いつでもどんな時でも、侍している小姓やら近習よりも先に私に気づいてくれるあやしてくれる。大きな手で、頬を拭ってくれる。
「泣き虫だな、鷺は」
 好きだった、堪らなく、泣き虫だなと眉を笑いながら下げる新九郎さんの顔が。頬をぬぐってくれた手が腰に回されて軽々抱き上げられた時見える景色も、伝わる手のひらの体温もだからだよ。私は、新九郎さんが見つけてくれるように、いつだって泣いた。新九郎さんは気づいてくれた抱き上げてくれた私は、やっと、濡れ乾いたせいでひきつる頬を笑みに染めるんだ。
 顔を埋めた胸から漂う新九郎さんの匂いは、母さんのとも父さんのとも姉さんのとも違ったけれど、同じくらい暖かくて優しくて、ゆっくり瞼をとじる。
 いつまでも本当は、ああしてあやしてもらえる幼い子供でありたかったのかもしれない。新九郎さんに泣き虫だな鷺はと、笑いながら言って欲しかったのかもしれない。

 思えば、随分子供じみた願いだね。
 けれど、ああそうだ。

「泣き虫だなぁ、姉さんは」
 汚れてしまった手で指先で、俯く姉さんの頬を撫でる。泣いていたら駄目だよ姉さん、姉さんは蔵屋祖母さんの血を引く人間としてちゃんとしっかり、これからも胸を張って頑張っていかなくちゃならないんだからさ。
 頬を拭い今更ながらに思うことがあるんだよああそうだ、何て、ぽつり、思うこと。気づいたこと。



 新九郎さんも同じことを、私へ願っていたのだろうか。何て。
 だとしたらねぇ新九郎さん、私は、
 (相応しく生きることが出来ただろうか)











 饗庭さんの話にすると、どうしても落城の時のことも絡めたくなってしまいます…。
ぶっちゃけ、饗庭さんが小さい頃泣き虫だと良いんじゃね!?と思ったのは、海津局さん(饗庭さんのお姉さん。茶々に仕えて、役後は督に仕える)に対して「泣き虫だね、姉さんは」と言わせたかっただkげふんごふん。うちの饗庭さんは女の人一筋なので、長政に対する感情は恋心ではないのですが何だろ、大好きなお兄ちゃん!的な…?←

 
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