何か吐いてみる//
乙式、主に暇人干身がだらだらと萌えに任せて吐き出す場所です。創作戦国について主に吐き出しています。同人、腐要素、注意報常時発令中です。
--/--/-- (--) スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |


2009/07/15 (Wed) サナトリウム―初立つ君の脚を折る




 三十二義士三人組父親達の、息子たちへの教育方針を妄想してみました。


 幸村:ザ・超絶放任主義
 勝永:ザ・超絶スパルタ
 治長:息子を教育する以前に息子との接し方が分からない。


 ……伊木さん頑張れ超頑張れ

 というわけで、追記に、それぞれの父子模様をSSS崩れをば。何か、こんな感じかなーな手さぐり具合ですので、色々とあれなのはご容赦ください…っ!あと、お題を使わせて頂こうかなと。なつさんがとても素敵なお題を使われていたので!


「サナトリウム」
サ 冴え冴えと瞬いておくれ
ナ 亡き骸は御座いません
ト 隣りの陰に死に神がゐます
リ 寥寥たる目指しで視るな
ウ 初立つ君の脚を折る
ム 六つの花を咲かせましょう
配布元:CORNELIA


『初立つ君の脚を折る』――(毛利父子)





 鳩尾にめり込むそれが父のつま先だと、咄嗟の理解が出来なかった。
容赦なく背中を打つ衝撃に息が詰まるそうだ、俺は父に蹴られたのだ。動かなくては立ち上がらなくてはすぐに、今すぐに。軋む骨は悲鳴を上げるばかりで、物の役にも立たないけれどそれでも、それだからこそ白く霞んでいる視界にある父へ、見せなくては。この程度、どうということではないのだと、足が腕が物の役に立たないくらい何だというのだと。
 鼻から逆流する血が、むせかえる度に口の端を流れ落ちていく。
「動けないのかな。情けない」
 陽射しを背に俺を見下ろすその顔は逆光に覆われ見ることは叶わない。声だけが明瞭に、明瞭に、冷めた父の声平坦な父の声、土を踏みしめる足裏の音。ざりと、一つ。
「足が動かないくらい、何だというのかな。腕が動かないのが、どうしたというのかな」
 屈んだ父の手が伸ばされ、眼球を陽射しが刺した。顔を、あげられたから。前髪を掴んだ父の手で上げさせられた顔、絶対的なあの人の肩越しに光るそれが俺の目を射抜く。
「お前はそれでも、毛利家の嫡男ですか。よく聞くんだよ」
 燦然と、輝く、光る、眼球が痛い、痛い、痛い、痛い。
「私たち毛利家の人間は、立たなくても良い。立つ資格など無い」
 俺を睥睨する父の肩越しに、光る。
喉を掠れ抜けていく呼気を繰り返すだけの木偶に成り下がった今、気付けなかった。あまりに唐突に、父の顔がすぐ傍にあったこと。前髪を掴む手へ力を込め父は言った。
「這いずれ。足が千切れようと折れようと、這え」
 眼球を苛む光。
 父は言うだろう。



 ――――豊臣家の御為に



 この光に、父は蝕まれてしまったのだ。
 俺の足も、やがて折れよう。











 身内には異常に厳しい男、毛利勝永で一つ。その代わり、身内ではない人には凄く親切且つ温和。父の施してくる教育の根源にあるのは「豊臣家の為」であることを理解した上で、恭順と受け入れる勝家が理想です。豊臣家というよりも、父親に殉死した形でしょうか。大坂面子はそれぞれダークサイド(…)を持ってる妄想があるので、勝永の息子への教育はその一面ということで←

スポンサーサイト

SSS | trackback(0) | comment(0) |


<<バトン | TOP | 現実逃避>>

comment











管理人のみ閲覧OK


trackback

trackback_url
http://nanhaki.blog71.fc2.com/tb.php/461-439b6c9c

| TOP |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。