何か吐いてみる//
乙式、主に暇人干身がだらだらと萌えに任せて吐き出す場所です。創作戦国について主に吐き出しています。同人、腐要素、注意報常時発令中です。
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2009/07/18 (Sat) 現し世十題



 何か、急に、三好の波が来た(何で)
長慶の切なさは異常だろ何あの人。優しくて優しくて優しくて優しすぎて、最後は壊れてしまった人というイメージがあります。元親といい、長慶といい、義景兄さんといい大内さんといい、嫡男を失った人のあれっぷりは悲しすぎる。そういえば、久秀がめっちゃ長生きの鈴虫飼ってたっていう逸話と、安宅冬康が長康に「大切にすれば鈴虫は冬まで生きるのです。鈴虫でこうなのですから、いわんや人は」的な内容のことを話したという逸話の鈴虫繋がりは単なる偶然なのかしら。もしも偶然でなかったら、切な過ぎて泣くぞおいちゃんは(…)
 久秀繋がりで筒井さん家も気になってきたし……大和の攻防、熱すぎるだろ……あ、頭が、頭があともう一つくらい欲しい!← 

 追記に、まったく上の内容に関係の無い、戦国近江まっただ中の人達をSSS崩れで書いてみよう計画。

[現し世十題]
「どんな責苦より、貴方のその言葉が」(六角氏綱←六角定頼)
配布元:rewrite





 艶やかな刀身を染め上げる赤いそれが、刃伝いに滴となり落ちていく。部屋に満ち満ちる濁った鉄錆の臭いが、果たして今私の足元へ転がる肉袋から放たれているものなのかそれとも、点々屋敷中に転がっているはずの大小様々な肉袋から放たれているものかのかああきっと、その両方なのだろう。誰のものであろうと変わらない。
 血臭は、血臭だ。それが何だというのだ。




 手を、握られた。ああ、兄の手とは斯くもか細いものであったのか。
「承亀」
 承亀、承亀、承亀、それは私の名。戦塵に塗れた法衣を纏う男の名。
白濁した瞳孔を彷徨わせる兄の双眸は私を捉えてはいないきっともう、この姿は兄には見えてはいないのだ。ただ唯一、握られた手を伝い交わす体温のみがせめてもの。乾いた親指が私の手をなぞり、生ぬるい体温が惰性のように尾を引き残る。残像だ、兄の、これは。
「亀寿丸は、今年で幾つになりましたか」
「九つに、御成り遊ばされました」
「そう………まだ、九つ。拙い」
 骨が軋んでいる掴まれている私の手ではない、兄の細い骨が軋み痛々しいまでに生白い肌には青い筋が浮かぶ。拙いと、吐き捨て。
「承亀よ」
 白濁のあの目が私を捉えることなど無いのだと分かり切っているはずなのにどうしてか、射抜かれているかのような。双眸を、あの幽玄へ半ば熔けこみかけている双眸に。
「お前が何であるのか、言いなさい」
 深く、深奥まで。
 喉深く、空気を流しこんだ。
「私は、六角高頼が次男」
 しかと、刻め。


 貴方の、弟です。


 切っ先から、血が落ちる。
 ぽたり。










 膝枕してくれた九里さんを、刀でざばー事件な感じで。時期的にやらかしたのは高頼ダディじゃね?な気もするんですが、一応定頼様で。


 
 

 
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