何か吐いてみる//
乙式、主に暇人干身がだらだらと萌えに任せて吐き出す場所です。創作戦国について主に吐き出しています。同人、腐要素、注意報常時発令中です。
--/--/-- (--) スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |


2009/07/20 (Mon) サナトリウム―――寥寥たる目指しで視るな



 三十二義士三人組(大野治徳・真田大助・毛利勝家)の父子模様をSSS崩れで書いてみよう計画です。

 サナトリウム
 『寥寥たる目指しで視るな』(大野父子)
 配布元:CORNELIA












 青く染まる廊下は爪先を食む冷たさであった上に、私の足取りはひどく覚束ないものだった。鬼棲む洞穴に足を踏み入れてしまったような踏み入れざるを得なかった者のような、恐々としていながら退くことは厭う。そんな、愚かしさ。
 私は知っている私は奥座敷へ向かっている。入ってはならない、そう善太夫にきつく言い含められていたその場所へ。踏み入れざるを得なかったのだ母の残り香がそこにあることを、全てをもって知っていたが故に。父がそこにあることを、知っていたが故に。入らずの間、母の残り香が染み込む場所父のいる場所、青い青い廊下の突き当たり。
 襖はひらいていた。息を懸命に堪え私は覗きこみ父の、背中がある。母の床が敷かれていた場所にと座り込む父の背中、見慣れている常の父ならばひっつめに結っているはずの髪を乱れに乱し腰へ垂らすがままにした背中を見つめ私は、どうしたのだったか。そうだ、呼んだ。柔らかな喉を震わせ、呼んだ。
 ちちうえ。
父の肩が、震え、あとはもう青に呑まれ朧になってしまっている。朧の中、拾い上げることの出来る破片があるとしたらそれは、それは、何、であろうか。
 父は、優しい。私は父に怒られたことなど無い頬をはられたことなどない怒鳴られたことすら、無い。父は優しい。なれど。



 それだけなのだ。
 青に耽る記憶以来、ずっと。











 ――――――おれがあわれかそのめでみるなそのかおをやめろ


 頬へ食い込む爪の先。
 それは青い青い、朧の腸。









 精神の脆弱性と、それに起因するあれっぷりが治長のダークサイドということで(…) それが表へでないよう抑え込んでくれていたのが嫁さんで、今は又兵衛かなぁな妄想です← 
 
スポンサーサイト

SSS | trackback(0) | comment(0) |


<<ごちゃっと大坂 | TOP | bkm報告+拍手お返事>>

comment











管理人のみ閲覧OK


trackback

trackback_url
http://nanhaki.blog71.fc2.com/tb.php/465-22ba5b9a

| TOP |

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。