何か吐いてみる//
乙式、主に暇人干身がだらだらと萌えに任せて吐き出す場所です。創作戦国について主に吐き出しています。同人、腐要素、注意報常時発令中です。
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2008/06/01 (Sun) お茶濁し作戦その四



六月ですね、もうちょっとで新暦での大坂夏の陣ですね。ぶっちゃけ、もう樫井終ってますねこれ(… てことで、旧暦の時に公開してた、大坂夏の陣記念的なものを、こそっと隅の方にまた置いておこうかどうしようか迷ってたりします。どうにか、動画が重たくならないサーバー借りたんでリベンジじゃぁ!な気持ちがあったりなかったりもするんですが。こっそり置いてあったら、ああ、リベンジなのねな気持ちで生暖かく見守って下さると嬉しいです(お前
そういえば、物凄く戦国と何にも関係無いことなんですが……PS3欲しいよ…何でSIREN3、ハードがPS3なの……しかも舞台が1の時に戻るってどれだけ心くすぐれば気がすむの!気になるじゃないのさSDKとかSDKとかSDKとか!私の青春時代の象徴だよSIREN!?(知らないよ 宮田さんなら結婚しても良い、そんな風に思っていた時期が私にもありました。改めて考えたら、すごい死亡フラグだと思った←



「君に贈る七つの選択」
4、喪ったやさしさは もう二度とは戻らないものですか(勝永+盛親)
配布元:TV





 やさしい人になりたかった、幼い頃ぽつんと思っていた叶わぬ理想。
 何故それを今思い出したのか、分からないけれど。


「豊前って、残酷だと思うんだぜ」
 彼は言う。
私へ、うつ伏せにまるで幼い子供のように寝転びながら、手元で懐紙を弄びながら。形作られている懐紙はあれは、鶴、だろうか。
「どうしたんだい、急に」
「んー、思ったこと言っただけ。豊前は残酷だよ。やさしくて、やさしくない」
「いきなり言われても、困っちゃうな」
 しっかりと折り目をつけなかったのかもしれない、お世辞にも綺麗とは言えない鶴の両翼を、指先でつまみどじてはひらいてを繰り返す彼は、ゆらゆら交互に足を揺らす。ゆらゆらゆらゆら。
「だって、いかにも私は良い人ですーな顔してるんだもん、豊前。嘘は駄目なんだぜー、嘘は」
 動かない私を前に、彼の言葉が流れ続けるゆらゆらゆらゆら、揺れる足に合わせ流麗なまでに流れ込む。動かない、私は、指一本たりとも動かさない。
「本当は豊前って、残酷で傲慢なんだよ。自分でも分かってるくせにー」
「あはは、そうかな」
「じゃなかったら、開戦派につくわけないじゃん。だからさー、主馬も残酷で傲慢。んー、でも主馬はまだ豊前みたいに、私は良い人ですーって顔してなかったり、自分が残酷で傲慢だって自覚してない分ましかもなんだぜ。豊前はさ、」
 かさり膝元に転がる鶴は、彼が投げて寄こした鶴。
お世辞にも綺麗とは言えない歪んだ、紙で作られた一羽の鶴。転がった軌跡を辿れば、うつ伏せのまま頬を床へと預け、私を眺める彼がいる。能面、表するならばこれがもっとも相応しい彼の顔がある。
「分かってるよね。自分が残酷で傲慢だって」
 能面は、光のあたり加減でどのような顔もしてみせる。今の彼がまさにそれだ、笑っているような憐れんでいるようなそれともまた別の、何か。口から深く、息を零した。
「………そうかもしれないね」
 苦笑にも似た零した吐息に、ああ今見える彼の能面は、笑った、のだろうか。


 やさしい人になりたかった。


 膝元転がるいびつな鶴。
 どこかで何かを取り零すだけで、こうも歪んでしまうなんて。
 幼い私は知りもしなかっただろう。


 やさしい人になりたかった。


 喪ったそれはきっともう、戻りはしない。 
 取り戻すには、



 やさしい人になりたかった。



 私にはもう、時間が無さすぎる。
 (時間は自らの手で削り取ったと知りながら)










大坂面子の、実は色々とアレな欠陥があるんだぜな内面も、いつかちゃんと書いてみたいです(いつかっていつだ)

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