何か吐いてみる//
乙式、主に暇人干身がだらだらと萌えに任せて吐き出す場所です。創作戦国について主に吐き出しています。同人、腐要素、注意報常時発令中です。
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2009/12/26 (Sat) 譜代本一部抜粋


 お久しぶりです。メリークリスマス!という時機を明らかに逸しました(…)
某懸糸傀儡漫画に、今更ながらどんはまりしてました。げ、原稿も頑張ってましたよ!
 ただ、はい、全43巻を殆ど一気読みしたので、目がしぱしぱします← とにかく、ルシールの婆様に嫁にしてくれと叫びたい。あんな格好良いお婆様はあの人くらいだ。


 あんまりにも更新出来ず、SSS崩れすら書けず、きて下さる方に大変申し訳ないです。何かせねば!ということで、追記に、創作戦国オンリーで出す譜代本の一部抜粋を載せてみます。秀頼の小姓時代の糺(権之介)、重成、治房(弥一郎)、薄田さん(千十郎)、長秋(新十郎)の話です。冬のほんの一幕。










 冬は寒い。なんて、当たり前な話だけれど。
「ウヒョァさっみーなぁあ!こりゃ誰か凍え死んじまうって!さみぃ!」
「うるさいわよあんた!眠れるもんも眠れないじゃないの!」
「何だよー権之助ぇ、なぁさみーよなぁ弥一郎―」
「寒いからあいつはきーきー喚いてやがるんだよ。ま、俺は全っ然寒くねぇけどなぁ」
「すっげー! 弥一郎すげー!」
「きー! 嘘言ってんじゃないわよ!」
「嘘じゃねぇよトンチキ!」
 寒いのに、皆本当に元気だ。
表御殿その片隅へ拵えられた小姓部屋には、部屋の隅から隅までどこからやってくるんだろう、冬の息吹が居座っていた。きっと冬という奴は壁の本当に些細な隙間や、しっかりとざしたはずの障子の隙間をすり抜けやってくるに違いない。とにかく、寒い。僕らの敷いた布団の真ん中に火鉢を置いていたって、寒い。四隅から這いずってくる重たい暗闇を、どうにか押し退けている火鉢の朱さはでも、もう少ししたら惨めに崩れ消えてしまうのだろう。
 赤く痺れる足先をすり合わせながら吐く息は、火鉢の朱に透ける。そんな寒さのただなかで大人しく寝ていられるわけもなくて、今まさに目を冴え冴えさせた皆が温まる気配の無い体を、起こしたわけだった。勿論、布団は体へ巻き付けたまま。そうだよね、寒いんだ。僕だって寒いだから、顎は枕へ預けたまま。
「ねーねー、あのさ」
 隣の敷布団に横たわっていたはずの新十郎が、赤く染んだ顔を綻ばせ這いずってくる。目を瞬いた僕の耳元へ素早く微笑む口を触れさせごにょごにょっと。
「良いこと思いついちゃった。寒くなくなる方法」
 良いこと。良いこと。寒くなくなる方法。口だけで反芻する僕を満足気に新十郎は眺めているわけだけれど鷹揚に頷いているわけだけれど。二人して吐く息は白い。
 また耳に口が触れた。
「皆でさ、布団をくっつけて一緒に寝れば寒くないさ」
相も変わらず、火鉢を挟んだあっちでは元気の良い罵り合いが続いてる。権之助が弥一郎さんをせせら笑えば弥一郎さんは怒鳴って権之助を罵って、今度は権之助が怒鳴っての繰り返し。千十郎さんはひたすらにはしゃいでる。  
 そんな有様を横目に、ちらと。うん。
「無理だよ」
「へーきさぁ。皆寒いんだからさ!」
 どうだろう、千十郎さんはきっと嬉々として布団をくっつけ始めるだろうけれど他の二人は権之助と、弥一郎さんは。二人が一緒に、寝る。どうしよう、まったくどんな図なのか想像できない。一人頭を悩ませ続ける僕を放り出して新十郎ったら、そんなに勢いよく手を挙げなくとも。
「静かに静かにー。ボクから一つ提案があるから、よぉくお聞きよ!」 
「あぁ? こっちは忙しいから黙ってろ!」
「そうよぉ、この野蛮人をしぃっかり再教育しなくちゃ」
 弥一郎さんの呼吸と新十郎の呼吸がかぶさる。一斉に、すぅと。
「うるっせぇよ木偶!」
「皆で一緒に寝ようじゃぁないか!」


 (譜代本一部抜粋)




 中途半端な部分だけですみません。
 この話の他に、小さい頃の治長治房兄弟の話や、伊東さんと堀田さんの話とか他諸々入れる予定です。


 



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