何か吐いてみる//
乙式、主に暇人干身がだらだらと萌えに任せて吐き出す場所です。創作戦国について主に吐き出しています。同人、腐要素、注意報常時発令中です。
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2010/01/30 (Sat) 楔に生きる



 久々に、大蔵さんを主人公にした小説『めのと』を読んでいたら、万福丸と治長の主従にときめきを覚えてしまったので、追記にSSS崩れを放ってみます。万福丸と治長の主従にときめいた癖に、又兵衛+治長(+万福丸)な具合になってます。又兵衛+治長は、そんなシーンが無いだけで×前提という感じなので、ご注意下さい。同衾してます(…)












 捨ててしまえば楽になれるものを。


「………四つの、時だ」
 あまりにも魘されていたからだ。傍らで深く眉間へ皺を刻む男を蹴り起こしそうして男は色味の薄い頬を震わせている。腕を枕に眺める俺と目を合せることなく、寝乱れた夜着を整えることもなくデコは一人続ける。
 随分人の良いことをしてやってるものだと己自身に呆れもするが、仕方ない。こうして吐かせでもしなければあの身の程知らずのデコは、さして大きくも無い器が溢れだすまで溜めこむに決まっている。
「主から、逃げた。初めての主だった。この方に生涯尽くすのだと、幼心に誓った御方だった」
 デコは、死んだ目だと不当に評してくる俺の目をちらと見やることすらしなかった。
デコが四つの時、有名な話だいやデコが四つの時というよりも御母堂殿が四つの時、といった方が正しいかもしれない。浅井が織田に滅ぼされた年だ。初めての主とデコの言う存在は浅井の主だった養源院かそれとも、もう一人、鼻から息を抜いた寝返りを打った。あいつの起伏に欠けた声は、背中へ触れてくる。
 養源院の、嫡子か。
「だが、俺は逃げた。四つの幼子に何が出来たとお前は笑うかもしれんが」
「笑う。馬鹿のように織田の兵がお優しければ、四つの餓鬼にも出来ることはあったかもしれないがな」
「その通りだ。それでもな、ずっと仕方がなかったと片付けられないでいる」
 四つの時にあったこを今の今に至るまで延々と、どれだけ女々しいんだお前はさすがデコだな頭が下がる。言い連ねようと瞼をとざし息を吸い、後は吐きだすだけだったところを。呼気を、吐きだす寸前だった。
「だから、俺は、もう逃げん」
 起伏はどこにも無かった。揺らぎすら、無い。
 瞼をとざすままため息を。
「………好きにしろ」



 手放せないでいるアホばかりだ。








 自分もそうだと自覚しているけど認めたくない又兵衛で一つ←
『めのと』の治長は万福丸へ命も捧げます!という具合で、非常にときめきます。あの場面は、阿古さんと万福丸の格好良さが尋常じゃないです。というか、阿古さん格好良い。『めのと』を読んでから、治長と茶々の主従だけではなく、治長と万福丸という主従について妄想するようになりました。よくよく考えれば、乳兄弟であっても男と女である以上、三つ四つになったらあんまり一緒にはいないんじゃないかなぁと。万福丸のもとに置かれていそうな気がします。勿論、だからといって茶々への忠誠心が目減りすることは無いとは思いますが←
 そんなこんなで、万福丸のことも治長に深く刺さっていれば良いな妄想で失礼しました。何かもう、治長をトラウマ塗れの柵まみれにしたい(お前)

 
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