何か吐いてみる//
乙式、主に暇人干身がだらだらと萌えに任せて吐き出す場所です。創作戦国について主に吐き出しています。同人、腐要素、注意報常時発令中です。
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2008/04/05 (Sat) 戻らずの日々を思え


SSS(すごくショートなストーリー)をまたかましてみようと思います。今回は、ねねと茶々で。ちなみに、うちのねねと茶々は仲が良かったりするんですけど、

・黒百合の逸話(茶々とねねが、珍しい黒百合絡みであちゃこちゃ張り合う話)は明らか作り話。
・醍醐の花見での、茶々と竜子さんの杯争いは作り話の可能性が高い。
・茶々がまだ秀吉の妻になる前。大坂城山里曲輪にいた時、妹達が嫁いでいってしまった茶々が一人で寂しくないようにと、ねねが藤などの草花を植えさせた話が残っている。
・ねね、茶々、竜子さんの三人で、山里曲輪にてお花見をしている。
・関ヶ原のちょっと前、治長が家康暗殺計画疑惑で配流された時、母親の大蔵さん(茶々の乳母で側近)にも罪が被せられたけど、茶々のお願いで京都から大坂に下向してきたねねが救い出している。
・関ヶ原の時、大津城開城交渉に、茶々とねねはそれぞれの側近(茶々は饗庭局達、ねねは孝蔵主)をそれぞれ派遣している。
・関ヶ原後に、茶々が高台寺をねねの要請で修繕している。
・地震が来るっつー占いの結果を、茶々は真っ先に警告と一緒にねねへ教えている。(それを聞いたねねが、速攻朝廷へ警告するために駆け込んだ)
・秀頼家康の二条城会見前に、秀頼を上洛させるよう茶々を説得したのはねね。
・冬の陣の際、ねねは大坂城へ向かおうとしたけれど途中で見つかり京都へ戻されている。

 等々のことから、仲が良いということにしました。
ていうか、そっちの方がきゅんと来るから何ですが(お前) そんなこんなで、SSSです。またフィーリングで感じ取って下さい!な内容になっています。


 ねぇ、あの日のことを覚えてる?
貴女はまだ幼さを残した女の子で、すごくすごく辛そうな目をしていたね。あたしはそれがやるせなくて堪らなかった、ごめんね分かってるあたしが言えた義理じゃないってことは。でもね、貴女が笑ったらきっとすごく綺麗なんだろうなぁって、思ったんだよ。すごく綺麗で、きらきらした子なんだろうなって。
 だから、両手に花を抱えてあたしは貴女に会いに行った。
羽柴秀吉の正妻としてじゃなくて、杉原寧々として。貴女が好きだって聞いたから、腕一杯の都草抱えて会いにいったら、まさか涙ぐまれながら怒られちゃうなんて思いもしなかったよ。妾の為なんかに、こんなに殺したら駄目だって怒られちゃった。お人形さんみたいに、すました顔を取り続けていた貴女の初めて見せてくれた、泣き顔と怒り顔、今だから言えることだけどあたし、嬉しかったんだぁ。あ、勿論反省もちゃんとしたんだけど!その後、殺しちゃったどうしようって泣きじゃくる貴女に、花冠を作ろうって言ったんだよね。綺麗な形にして水に流して、供養してあげようって。二人で、花の冠を作ったね。山里曲輪の傍を流れる水堀へ流した、見えなくなるまでずっとずっと貴女は両手を合わせ続けていた。
 どうしてだろう、思い出すのは、その時のことばかりなの。あたしが初めて、「貴女」を見た時、すましたお人形さんのようじゃない貴女を知った時。そればかりが、ずっとずっと消えて、くれ、なくて。


 空が燃えている。赤く赤く、染め上げられている。

 ねぇ、茶々ちゃん。
 過ぎ去った記憶はどうしてこんなにも、優しいのだろう。




 慶長二十年五月七日の懐古



 ねねから茶々へ、戻らない日々を思う。



 ちなみに、大坂城が燃えているのは当時ねねのいた京都からでも見えたそうです。
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