何か吐いてみる//
乙式、主に暇人干身がだらだらと萌えに任せて吐き出す場所です。創作戦国について主に吐き出しています。同人、腐要素、注意報常時発令中です。
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2010/11/26 (Fri) 地を這う犬二匹



 むらっときたので書いてしまいました。追記に秀吉×龍子さんなSS崩れを放ってみます。下卑たことを平然とのたまう下種秀吉と、それを面白がる、こちらも少々人格的にアレな龍子さんの二人組でお送りしますのでご注意下さい。龍子さんはこんなんじゃない!と、はい、私も思います(…) 秀吉は、うん、好きだよ殿下。ド外道なところが。いっそ、信様殺しの真犯人は秀吉だった!な方が、魅力が増す気がするのですけれども。あれこれ本を読んで、秀吉が真犯人なのはあり得ないと自分の中で結論を出してしまったのでアレですが。秀吉のイメージはぐっちゃぐちゃに熟れた腐りかけの果物かなぁと。何かちょっとエロくて良ry ぐちゃぐちゃに熟れた殿下を誰か恵んで下さい(お前)
※秀吉が下種です。龍子さんが人格的にアレです。男女の同衾表現がちょっぴりあります。




 犬畜生の所業だと、言わば言え。

 乳房をなぶられあられもない声をあげる。身をよじる。執拗なその指先が求めるものは私の嬌声ではない、もっと別のものなのだということには、とうに気付いていた。ふくらみの下、皮膚の下、透ける青白い筋を老いた男は求めている。
「――――――」
 掠れた声の呼び求める名は聞き取れずとも、きっとそれは「お龍」ではないのだろう。頬を伝う乾ききった唇を拒むことなくただ、瞼をとざした。黄色く濁った男の瞳孔に映るはしたない女は一体誰なのか、澱む頭に描くことは叶わない。唯一、分かるのは。
 脈打つ心臓流れる血。その誰かは、私と同じ血を引いているのだろうということ。佐々木の血、欲したことなど一度も無い血の流れ。けれど、なれど、背が弓なりにそった澱んでいた頭が瞬いた。溢れる甲高い嬌声が他所の女のものに聞こえる。事実、この男にとっては他所の女のものに聞こえているのだろうが。薄く唇が綻ぶ零した吐息はあざといまでに甘く、甘く、甘く。
「大屋形様……」
 他所の女の代わりだろうが構うものか。
「―――――」
「はい、大屋形様」
 抱かれているのは、私だ。
 大屋形様に―――― 夫である男の、祖父に、抱かれている。
 閉ざされた、小浜の地で。


「おみゃーは不思議な女だがや」
「まぁ何がで御座いましょう」
「おかしい。変じゃ」
 しきりにおかしいと繰り返す筑前が、私の膝に頭を預けたまま寝がえりを打つ。仰向け、丁度私を見上げる形になりながらもう一度、変じゃ、と。
 この地は小浜の地ではない、今こうして私を掌中におさめているのは大屋形様ではない。あれから十五年以上経ち、めまぐるしく周囲の景色は変わってしまった。かつてひっそり大屋形様と共に息をひそめていた小浜の守護館が今どうなっているのか、私は知らない。あの地を誰が統べているのかも知らない。大屋形様はもういない。
「他の姫御は絶望しているぞ。俺の女にされてな」
「ああ、さようで御座いましょうね。絶望せぬ方はおられないのでは」
「だから、お前は変なんだ」
 女漁りが半ば生き甲斐になっている下賤な出の男は、幾人かの姫御を自らのものとした。主筋の娘、本来ならば今、眠りへ落ちるまでの手慰みのように物語る男が額を地面へ擦りつけなければならない身分の姫御。さぞかし愛らしい姫君達は己の運命を呪っていることだろう、そう思い至っておきながら、私の手は下賤な男の節ばった手をなぞっている。
「俺はな、あの姫御達を嘲ってやりたい。所詮貴様らなど一皮剥けば、権力にすり寄る卑しい女に過ぎんとな」
 筑前は笑う。尖った喉を鳴らし、ははと。
「俺のような男の女にされ、誇り高い姫君達のことださぞかし打ちのめされていることだろうよ。俺を呪い、罵っているかもしれん。けれど、いずれ嫌でも気付く」
 下賤な男の語る、下卑た望み。矮小な矮小な、犬畜生のような。
 肉付きの薄い頬を歪につり上げ筑前は笑った。笑みと呼ぶにはひどくおぞましいそれを見下ろしながら、頬を撫でる手の平を私は拒まない。受け入れるそれこそ、薄ら笑みを湛えて。
「かつての誇りを、地位を、誉れを手に入れるには、俺に媚を売る他無いとな。愉快な話だろう、なぁ龍子」
「ええ、まるで犬畜生のようで御座います」
「その犬畜生に媚を売っているのかいないのか、お前はさっぱり分からん」
 髪に指を絡まれる。その手をとり、指先へ唇を寄せる。柔く、口づけ、綻ぶ笑みを一つ。
「犬畜生が犬畜生へ媚を売る必要など、御座いましょうか」
 言い放ち、瞬間、筑前の浮かべた笑みは下卑で野卑でけれど胸が焼けつきそうになってしまう。恋、などではないもっと違う、別の、一個の動物であることを許される喜び。

 夫の祖父に恋焦がれ犬畜生へ身をやつした。
 この男の懐より他、落ちる場所など無いのだろう。




 何か、その、色々とすみません……。
 龍子さんですが、若狭武田氏の武田元明に嫁いだ話は有名です。しかし、元明は永禄11年(1568年)に、朝倉義景の手で越前へ拉致されてしまいます(一応名目は保護) そのまま朝倉が織田に滅ぼされるまで、一乗谷に閉じ込められてしまいます。その間、龍子さんはずっと小浜の守護館で、夫の祖父である武田信豊と共に暮らしていました。で、はい、そこに下賤な妄想を挟んでしまい、大変申し訳ないです。SSの中で信豊が龍子さんを抱きながら想像していたのは、嫁(定頼様の娘or定頼様の姪とも)か、舅である定頼さまでゲフンゴフン。佐々木の血が流れているということで、雰囲気が似てるとかそんな妄想で←
 信豊→定頼様、駄目かしら…(駄目だよ)
 しかし、元明と義景の一連のいざこざを知って、義景→元明に目覚めかけたのは秘密です。

 何となく、秀吉と正妻三人の関係について、
 ねね→完璧な信頼関係で結ばれたおしどり夫婦。だからこそ、秀吉は陰性な部分を寧々へ曝け出せない。
 龍子→夫婦というよりも、男と女。互いに同類という臭いを嗅ぎ取っている。秀吉が陰な部分を曝け出す唯一。
 茶々→夫婦な感情と、父娘な感情がごった混ぜになった感じ。大事な大事な宝物。陰な部分は絶対に見せない。出来ることなら、外界から耳も目も塞いでしまいたい。
 というようなイメージを持っています。摩阿についても色々考えているのですが、それはまた今度で!
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